セラピスト

指名を取るためのポイント

指名を取るため、リピーターのお客様を増やすための努力は、セラピストとして働く上で避けては通れない道です。とはいっても、未経験からセラピストデビューしたばかりの方はまず技術を覚えるので精いっぱいです。指名獲得の事まで考えていたらパンクしてしまいます。
今回はセラピスト初心者の方でも簡単にできる、指名を取れるセラピストになるための基本をまとめさせていただきます。

 

身だしなみに気を遣う

身だしなみはどんなお仕事でも、日常生活でも基本の基本だと思います。リラクゼーションセラピストはお客様の身体に直接肌を触れ合わせるお仕事です。施術で体を動かすとどうしても汗ばんでしまいますよね。汗はもちろんこまめに拭くようにしてほしいですが、もっと考えてほしいのは臭いです。汗をぬぐっただけでは臭いまでは取れませんので、汗拭きシートコロンなどを常備しておくことをおススメします。そしてここでも注意してほしいのが、匂いの強いものは絶対に選んではいけないということです。自分の担当したお客様だけでなく、他のお客様にも匂いというものは届いてしまうものです。サロンの雰囲気を壊すことにもなりかねません。

穏やかでいる

お客様は癒しを求めてリラクゼーションサロンにいらっしゃいます。施術をするセラピストが穏やかでないと、癒しの空間は生まれません。ピリピリしているオーラを出すのはもちろんNGですが、逆に元気が良すぎても鬱陶しがられてしまうかもしれません。自分が「癒し」を提供する側の人間であることを意識すれば、穏やかな気持ちを保ちやすいと思います。緊張してしまうとなかなか穏やかでいるのは難しいです。そんな時はとにかく、笑顔でいることを意識しましょう。

力加減をこまめに聞く

大体のお客様が、少し強めの力加減で揉んで欲しい、と思っています。しかしお客様の中にはもちろん、弱く揉んでもらうのが好みの方もいます。なら弱めに揉んでおいて、もっと強くと言われたらそうすればいいんじゃないのかと思ってしまうかもしれませんが、そもそも自分から力加減の事を言って下さるお客様は少ないです。また、肩付近は強く揉んでほしいけど、腰は痛いから弱い方がいいなんてお客様もいらっしゃいます。なので、もみほぐす部位を変えるごとに力加減を聞くくらいでちょうどいいのではないかと思います。もちろん、お休みになられたいお客様もいるので、施術中断続的に力加減を聞き続けるのもNGです。